指導者紹介

川村義之
宗家師範

格闘技から武道へ──“壊れる身体”から“活かす身体”への旅

 

1967年3月27日生まれ。

20代の頃は、シュートボクシングやムエタイを中心に、格闘技の世界に没頭。

1日6時間以上のハードトレーニングに明け暮れる毎日を過ごしていました。

 

しかし、激しい鍛錬の代償として、全身に深刻な故障を抱えることになります。

この経験をきっかけに、「壊れる身体」ではなく「活かす身体」へと、探求の矛先が大きく変わっていきました。

 

達人の身体操作に出会い、常識が変わる

 

格闘技時代には否定していた「達人のような存在」が、実際にこの世にいる──

その事実に衝撃を受けた私は、武術や伝統的身体技法の世界へと足を踏み入れました。

 

立禅、伝統空手の形、内功、武道の身体意識。

数え切れない稽古と試行錯誤の果てに、私は、無理のない自然な動き、達人の身体操作に開眼していきます。

 

唯真流の創設と指導活動

 

その後、「研勢塾」として個別指導を開始。

空手家、剣道家、合気道家、舞踏家など、さまざまな身体探究者との稽古を重ね、

2021年、格闘技・武道歴30年の節目に、自流「唯真流空手」を創設しました。

 

唯真流では、武道の本質である「天地自然の理に適う身体の使い方」を、

誰にでも分かりやすく、無理なく続けられる形で伝えています。

 

メッセージ

 

「私がお伝えしたい空手道は、無理がなく、心身の健康の向上を助ける武道です。

根性論で自分の身体を壊した僕だからこそ、あなたには、同じ轍を踏んでほしくありません。

 

唯真流の空手は、驚きと喜び、楽しみに満ちた空手です。

毎日を生きる糧となり、人生を彩る空手であると、私は信じています。」